鈴木啓介 大学生世界一人旅ブログ

大学生がバックパッカーにて世界を一人旅。

日本語は世界で一番難しい

やっほー。

 

今日は我々の母語である日本語について僕が思うことを書いていきます。

 

タイトルにある通り、日本語は世界で一番難しい言語であると思っています。

他の言語のことを詳しく知らないのにそんなこと言っても井の中の蛙感がするのですが、少なくとも英語と比較してその難易度は桁違いな気がします。

 

 

 

日本語が難しいと思う点 その1 文字数の多さ

日本語には表音文字であるひらがな、カタカナに加え、表意文字である漢字を何千という種類覚えなければなりません。

そもそも世界中で表意文字を使ってる国はほとんどありませんし、それらを組み合わせて文章を構成するという形は実に稀有なものであるように感じます。

 

加えて日本の漢字には、中国の漢字にはない音読み訓読みという概念が存在し、送り仮名や漢字の組み合わせによって、一つの漢字にいくつもの読みが存在するという絶望的難易度です。

 

 

 

日本語が難しいと思う点 その2 同音異義語が多い

日本語は同音異義語がめちゃくちゃ多いような気がします。

一番多い同音異義語は「コウショウ」だそうで、48の候補が出るそうです。

 

なんでこんなに同音異義語が多いんですかね。

僕が思うに、日本語は音素が圧倒的に少ないからだと思うのです。

 

少し大学で言語学をかじってましたが、日本語の音は、5つの母音+16の子音に3つの特殊音からなります。

英語は母音20+子音24で44音からなります。

母音数でそもそも圧倒的な開きがありますが、母音5つはまぁ普通だそうです。

アラビア語なんか3つしかありません。

子音の数が比較的少ないようです。

 

このことが同音異義語に関係しているのかわかりませんが、理由の一つになってるんじゃないだろうかと思います。

 

 

 

日本語が難しいと思う点 その3 自由度が高い

 

日本語は英語と違い、語順によって役割が与えられるわけではありません。

でも、だからと言ってめちゃくちゃな語順で許されるわけではありません。

それは話者のセンス次第であって、正解はありません。

 

自由度で言えば、表現の仕方もかなり高いと思います。

僕はここで、ですます調で記事を書いていますが、だ、である調で書くとまた雰囲気が変わりますし、語りかけるような口調、「だよね」とか「じゃね」とかだと印象ががらりと変わります。

 

一人称も僕、私、わたくし、俺、自分、それぞれニュアンスが違います。

 

 

確かに、僕が大学で習っていたロシア語なんかは、見慣れないキリル文字だし、名詞に男性女性があったり、格変化が異常に難しかったりしますが、逆に言えばそれらは覚えればいいことだと思うんです。

 

以下のリンクは、英語話者が感じる言語の難易度ランキングです。

https://www.effectivelanguagelearning.com/language-guide/language-difficulty

 

日本はというと最高難易度のレベルⅤで、なおかつアスタリスクがついて、

more difficult for native English speakers to learn than other languages in the same category

と書かれています。

 

実際僕らは母語として日本語を使っているので、その難易度を客観的に見ることは難しいですが、まぁ難しいだろうなと思います。

 

逆に言うと、僕らはこういった細かなニュアンスの違いに敏感すぎるために、他の言語でもそういったニュアンスの違いを気にしすぎて、積極的に話せないのかもしれません。

僕は自分で英語を話しててそう感じます。

 

今回は長い記事でしたが読んでくれてありがとうございます。

それでは~。